4/19(日)はエフゲニー キーシン ピアノリサイタル2009
に行ってきました。
サークルの飲み会で『キーシンのライブはアンコールが長いために終電が無くなる』と言う話題になり。『いつか来日した時はみんなで徹夜覚悟で行こう!』と前々から楽しみにしていました。
チケットは発売日の午前10時にパソコンから申し込んだのに、13列目。
しかもチケット代は18000円と高価なのに。。やっぱり人気あるのね。
そして、コンサート当日。6人で行ってまいりました!
前半はプロコフィエフ。
ロミジュリからの抜粋とソナタ8番。
ソナタ8番は第1楽章はちょっと難解だったけど、第2楽章は寂しげで美しく、第3楽章はとてもカッコ良くて、あまりに激しい演奏に度肝を抜かれました。そしてあんな長い曲を一気に弾きとおす集中力に驚きました。(当然暗譜でね。)
後半はショパン。
幻ポロとマズルカ、エチュードでした。
とにかくエチュードがどの曲も恐ろしく速かった。。。あんなの聴いたこと無いです。
またエチュード25-5は技術的に素晴らしいだけでなく、美しかった。そして、マズルカはどれも味のある演奏で引き込まれました。
そして、お楽しみのアンコール
アンコールは全部で7曲!!
噂通り、何度も何度も出てきて、何度も弾いてくれて
会場はとても盛り上がりました。
曲目は以下のとおり。
途中トルコ行進曲でなぜか笑いが出た。
あれは演奏者に対して失礼だと思う。
笑った人たちはみんなトルコ行進曲弾けるのだろうか。。。
きっと難しいぞあの曲。。。(←弾いたことないらしい。)
すべて終わって午後10時。約1時間のアンコールでした。
終電が無くなる事は無かったけど、盛りだくさんの演奏を堪能しました。
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キーシンの圧倒的なテクニックにはとても驚かされたけど、残念ながらちょっと好みと違ったのか、強く心を動かされた演奏は少なかったです。。。ひっとしたら期待が大きすぎたのかも知れません。
ちなみに、私が行った19日のアンコールは7曲。23日は9曲、26日は10曲だったそう。もしかしたら私が行った日はキーシンはイマイチ調子が出ていなかったのかもしれませんね。
ちょっとスッキリしませんが、
次回来日の時も聴いてみたいと思います。
(お財布と相談しつつ。。。)
当日の曲目
プロコフィエフ :
バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品より
“少女ジュリエット”
“マキューシオ”
“モンタギュー家とキャピュレット家”
ピアノ・ソナタ 第8番
ショパン :
ポロネーズ 第7番「幻想ポロネーズ」
マズルカ op.30-4、op.41-4、op59-1
12の練習曲 op.10 より
1番・2番・3番「別れの曲」・4番・12番「革命」
12の練習曲 op.25 より
5番・6番・11番「木枯らし」