チケットをまじめに取ったのは初めてだったのですが、私がチケットを取ろうと動き出したときにはほとんどの公演のチケットは売り切れで大ホールしか残っていない状況でした!
今年のテーマ『J.S.バッハ』ということで、前々から聴きたいと思っていたチェンバロ(ピアノ)協奏曲1番・5番を聴くのが目的。ラ・フォル・ジュルネは1時間程度で終わる短めのコンサートがたくさんおこなれています。私は公演番号214、215の二つに行ってきました。
5000人も入る大ホールでの演奏。私は後ろの方の席だったので、舞台脇に置いてある液晶大画面を見ながら聴きました。クラシックの演奏会に行って画面を見るのもイマイチだなあと思ったのですが、画面には演奏者の手元が映し出されていてついつい見入ってしました。
公演番号214
2台のための協奏曲の1番と2番は児玉麻里さん桃さんという姉妹の演奏でした。2台のための協奏曲はもちろん初めてでしたが、特に印象的だったのは2番。第2楽章はオケはお休みで2台ピアノの曲になり、第3楽章はフーガです。まずは第1ピアノがフーガを弾き始め、さらに第2ピアノ、最後にオケが加わるという豪華なフーガでした。4声のフーガも2台で弾くと一人当たりの負担が少なくていいかななんて考えながら聴いていました。
そして最後にもう一台ピアノが置かれて小曽根さんが登場。3台のピアノ協奏曲は第1ピアノ(小曽根さん)が大活躍の曲でした。小曽根真さんの演奏は以前Jazzにハマっていたとき聴いたことがあったのですが、クラシックの演奏を聴くのは初めてでした。にしても、小曽根さんは恐ろしく指が回る!第2楽章の終わりのほうは完全アドリブだと思われる演奏でした。(あれはカデンツアなの?)かなりジャズっぽい音が見え隠れして新鮮なバッハになっていました。たまにはこういうのもイイかな。
公演番号215
つづいては前々から聴きたかったピアノ協奏曲1番、5番。1番はグールドの演奏をDVDでみてからハマリました。そして第5番は最近ドハマりの曲。美しい第2楽章とそれに続くスリリングな第3楽章がたまりません。。。(じゅる。)
第1番はブリジット・エンゲラー、第5番はボリス・ベレゾフスキーの演奏でした。ブリジット・エンゲラーの演奏はこの日聴いた中で一番好きな演奏。とてもダイナミックな演奏で引き込まれました。さすが大御所。(知らなかったですが。。。汗;)
そして、大好きな第5番はやっぱり名曲でした。バッハの協奏曲は20分程度のものが多くてちょっと長いなと感じることもあるのですが、5番は約10分。どこをとっても無駄なところがないお得な曲です。(笑)
ということで、バッハのピアノ協奏曲を思いっきり堪能しました。
来年はついに満を持してのショパンです。ピアノ独奏曲を聴きたいので来年は大ホールよりも小さい所を調べて回った方がよさそうですね。
当日の曲目。
公演番号:214
2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調 BWV1060
2台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調 BWV1061
3台のピアノのための協奏曲第1番ニ短調 BWV1063
児玉麻里、児玉桃、小曽根真(p)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
公演番号:215
チェンバロ(ピアノ)協奏曲第1番ニ短調 BWV1052
チェンバロ(ピアノ)協奏曲第5番ニ短調 BWV1056
2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調 BWV1060
ボリス・ベレゾフスキー、ブリジット・エンゲラー(p)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
私もバッハのコンサートにいつか行ってみたいです。
ところで私、今日からピアノ教室に通うことになりました。その節はいろいろ教えて頂いてどうもありがとうございました。
まずはブルグミュラーから始めることに。
ピアノ教室でのことはまた日記に書こうと思います(^o^)。
こんばんは。カキコありがとうございます。
バッハのコンサートとても良かったですよ。minaさんもバッハ好きですもんね。今度ぜひ行ってみてください。
ついにピアノついに始められたのですね!練習時間の確保が難しいと思いますが、コツコツ練習して、ぜひ憧れの曲を弾けるようになってくださいね。
いつか聴かせていただけるのを楽しみにしています。
こんばんは。カキコありがとうございます。
LFJとっても人気があるようで、小さい会場のチケットは取りにくいようです。発売日に動く必要があるでしょうね。
それと今年の反省は周辺で行われている無料の公演をチェックしていなかったことです。来年はその辺もチェックして回ろうと思います。