とにかくアレグロ(Allegro di molto econ brio)の譜読みを少しでも進めねばと、4段分(遅い〜!!)ほど譜読みをしてレッスンへ。先週はあんまり練習していなかったのもあって気合を入れ直すために、早めにレンタルルームに潜入。通常30分なのですが、50分ほど練習しちゃいました。(ルール違反です。)
で、本日のレッスン
まずは、先生と譜読みの確認。それから『Grave』のリズムについは、先週よりマシになったとの事。。。(自信なく弾いているので、まだまだ練習が必要なのですが。)
今日のレッスンのメインは『強い音を出す』でした。
悲愴ソナタは、初めに『ジャーン』と大きな音(fp)から始まり、fp,ff,sfと強く弾く場面があります。今回は先生から強い音の弾き方についての指摘がありました。
今まで私は、前かがみになって自分の体重を乗せるようにして弾いていましたが、イスに少し深めに腰掛けて背筋を伸ばして弾くようにとのアドバイス。
よく分からなかったので先生に実際に弾いていただくと、先生は腕(赤)が平行に下に動いている。手は肩が支点になっているので、イメージ的には手前に引く感じです。(もちろん実際は真下に下ります。)
以前の私の弾き方では、手首(赤丸)の部分に力がかかってしまいコレが手首の痛みの原因になっていたと思われます。
実際、この弾き方だと腕に負担がかからないし、理由は分かりませんが音も違ってきます。先生曰く「深い音になった」との事。。。確かに深く硬い音になった気がします。。。。(和音が揃ったからかな??)
しかし、この違いは電子ピアノでは分からない!!
次回も早めにレンタルルームに潜入だ。。。
こんな弾き方は常識??
『強い音。みなさんはどんな感じで弾いてますか?』
【関連する記事】
まだまだ下手っぴいな私ですが・・・
ppもそうですが、ffも色々なものがあると思っています。
今回のGraveの場合、重厚な感じがほしいのと文字通り悲愴感を出す必要があります。
私の場合、速く鍵盤を押し始め、かつ、鍵盤の下深いところまで長く押すイメージです。
tendoshさんもおっしゃっているように鍵盤を叩くような感じはちょっとまずいです。この場合、大きい音が出ても音が軽くなってしまい、重厚感がでません。
あと、sfについては、(個人的な解釈ですが、)まず、Graveでは重厚感が求められているため、全体的に音のつながりを保ったまま弾く形になります。これはスラーとは異なり、物語を表現していく、といったイメージの「つながり」です。しかし、sfの部分だけは歯切れよくすることを求めているよう(と解釈してます)なので、そのように素早く手を動かすようにしてます。ちなみにfpの場合、Graveでは素早く指変えをすることが求められている場面がありません。別の言い方をすると、fからpまでの時間がいっぱいある場面が多いです。
気をつけているのは、腕を下ろす時に上体が伸び上がらないようにしてます。上体が伸び上がってしまうと、せっかくの下への力が上に逃げてしまうからです。
Graveって速く弾くと慌てているように聞こえてしまうし、遅く弾くと間延びした感じになったり、独特の焦燥感が失ってしまったり、実は結構難しいですよね。もちろん、トレモロも難しいですが・・・ そうそうトレモロってpなんですよね。最近ようやくmpくらいまで抑えて弾けるようになって来ましたが、pはちょっと厳しいっす。
まぁ、テツ氏もきっとトレモロの難しさに精神的ダメージを受けていると思うけど(そんなことない?)、始めてしまったものはもうしょうがないやね。
このレベルを超えないと英ポロの挑戦権はないと思い、お互い頑張りましょう。
これで既にマスターした曲も表現力が増したはず。これはでかい話だったと思う。先生に感謝だね。
絵で説明されると分かりやすいですね〜。
強い音ってどうやって弾いてるのか、意識したことなかったので、改めて考えてしまいました・・・というか、悲愴のような和音でガンガンっていう曲弾いたことないからだな、って今気づきました。
今、連弾の曲が和音でガンガン、さらにスタッカート付で、いつも「重たい」って注意されます。私ももしかしたら腕でに力入れて弾いてるのかもしれません。
うん、勉強になりました。ありがとうございます。
追伸:うちのベヒで悲愴の2楽章を弾いたらとっても合っていました。いつかベヒの音をアップするときは、この曲にしようかな、とそのように思いました。
僕は弾く時ちょっと前かがみになってます^^;
気をつけていることは、教えていただいてる先生に言われた呼吸法(吸ってはくと同時に打鍵、即座に力を抜く)と、指先を硬くして肩から体重を乗せるようにしてます。そうすると僕の場合はイイ音が出る気がしますね。。。
tendoshさんとのだめ主さんと同じように、叩かないようにはしてます。叩くと軽い感じになっちゃうんですよね^^; ちょっとこのGraveのイメージではない感じがします。
『指先を硬くして体重をかける』と言う風にして弾く方は多いみたいですね。鍵盤をたたくとは指先で弾いてしまう感じでしょうか?確かにそれだと軽い音になってよい音が出なそうな感じがしますね。
>のだめ主さん
>鍵盤の下深いところまで長く押すイメージ
って、なんとなく分かる。先生もこういう弾き方をしていたよ。
最近はそう簡単には弾けないと割り切れたので精神的には楽になった・・・。まあ、気長にやります。あとGraveなかなかこだわって練習しているようだね。『らしい』けど。。。近いうち勉強会しましょう。
>Rieさん
>悲愴のような和音でガンガンっていう曲弾いたことないからだな、
>って今気づきました。
私もドビュッシー、ショパンとやってきて、ガンガン弾く曲は初めてです。とにかく『悲愴第一楽章』に入ってから新しい課題だらけです。新しい経験が出来てやり甲斐アリです!
ベヒシュタインには悲愴があうのですか〜。よくベートーベンにベーゼンが合うって言いますよね。そんな感じの音なのでしょうか?。。。実はベーゼンの音もよく分かりませんが。。。
>こーじさん
>気をつけていることは、教えていただいてる先生に言われた呼吸法(吸ってはく>と同時に打鍵、即座に力を抜く)と、指先を硬くして肩から体重を乗せるように
>してます。そうすると僕の場合はイイ音が出る気がしますね。。。
以前こーじさんがブログにかかれていたので挑戦しようとは思っていたのですが、まだ自分では呼吸法までを意識して弾くレベルに達していません。こーじさんも『体重乗せる派』ですね。私もいろいろ研究してみます。
ffやsfの音の出し方、難しいです。
私も気付いたら前かがみになっていたり。
テツさんの図、とてもわかりやすいです!!
手首で弾かず、体全体で〜と弾くよう注意を受けたりしてます。
こーじさんのおっしゃっている呼吸!
私の先生は先生は小さい頃、
水泳をやっていたそうで
「体が弱くて始めた水泳だったけど、
ピアノをやっているととても役立っています」
って聞いたことがあります。
話は変わりますが、
ブログを引越ししまして、、、
お手数ですが、下記のアドレスへ変更をお願いします。
<a href="http://blog.livedoor.jp/aju17/">piano lesson note*</a>
>手首で弾かず、体全体で〜と弾くよう注
>意を受けたりしてます。
そうですね。私の先生の弾くところを見ていたのですが、手首よりも腕全体で弾いている感じでした。
体重を乗せて弾いている方もいるようですが、先生は腕だけで効率よく大きな音を出されていました。そのフォーム(?)は美しかったです。『正しいものは美しい』と言ったところでしょうか??