さて、先日のDolceの会の発表会。
メインディッシュ(演奏会)の後に、ステキなデザートがありました。
これです。
(←クリックで拡大します。)
1877年製スタインウェイ スクエアピアノ
発表会が予定より早く終了したので、楽器店に展示してあったものを特別に(?)触らせていただきました。(あまり気軽に触らせていただけるような品物ではないらしい。。。)
(『STEINWAY & SONS NEWYORK』の文字が・・・!)
1877年と言えば、今から130年前。。。リストやブラームスはこんなピアノで作曲していたそうです。また、ガーシュインはラプソディ・イン・ブルーをこのタイプのピアノで演奏(録音)したと言われています。
(弦が横に張られています。)
四角い箱の中に入っていて、弦は横に張られています。ふたを閉めるとテーブルのような外見でです。(テーブル型と言われる事も。。)大きさはグランドより小型で、アップライトピアノが登場するまでは広く使われていたものだそうです。
弾いてみると現在のピアノとはだいぶ違う感じで、音が伸びすぎずコロコロとした音になる。そして、現在のスタインウェイのキラキラした音に比べて、柔らかいノスタルジックな音がします。
モーツアルトを弾くと自然とノンレガートな感じになって雰囲気満点!それから、かおるさんがリストのハン2をちょこっと弾いてくださったのですが、まさに古いレコードから流れてくるリストの音。。。これも雰囲気ピッタリでした。
と、みんなが交代でちょこちょこ弾くたびに、大興奮でした。。。私もドビュッシー、ラフマニノフと、イロイロ触らせて頂きました。優しい音の響きで、弾いていてとても気持ちよい!!柔らかい音色を堪能する事ができました。
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。。。と、私の文章力では上手く説明できないので、ネットで音源を探してみました。
神戸女学院大学の音楽学科にもあるそうで、長い間音楽館の一室でテーブルとして利用されており、最近発見&復元されたそうです。神戸女学院大学行ってみたいなあ。。。(←目的が変わってる?)
ホームページで音源を聴く事が出来ます。
(この曲名なんですか??)